私は東京大学教養学部の出身です。
教養学部というは医学部や工学部、法学部といった有名な学部と比較するとマイナーですが、先輩には、フジテレビの佐々木恭子アナウンサーなどがいます。
中学・高校と、そこそこの勉強しかしなかったため、なんとか現役で東大に滑り込んだレベルなので、一番進学しやすい学部に進路を決めました。しかし
、それでも東大に入れたのは、小学校の段階で基礎をしっかり作っていたおかげです。小学校4年生から塾通いを始めて、そこで知識を身につける楽しさというのを覚えました。塾に行くのが毎日楽しみでした。これまで、体験的に知っていたことを、理論付けて理解できるようになるのですから。逆に、単なる基礎訓練の繰り返しでしかない学校の授業にはうんざりしてました。
知識を身につけるために毎日がんばったおかげで、小5の段階では当然、小学校では1番(市立小学校でしたので・・・)、市内でもトップクラスの学力を身に付けていました。そして、とある有名市立中学に合格したのですが、ここからが挫折の始まりです。こういった進学校には近隣エリアのトップクラスが集まっていたからです。
あっという間に天狗になっていた鼻をへし折られました。そして、やる気もなくなり、下から数えて5番以内には必ずいるというぐらいの成績の悪さにまで落ちました。でも、運が良かったのが、ちゃんと面倒を見てくれる学校だったからです。夏休みや冬休みに特別講習ということで呼び出されて、丸一日勉強してました。おかげで、要領よく勉強する方法を身に付けたのだとも思います。それに、小学校で身に付けた基礎のおかげで、中学の勉強にはあまり苦労しませんでした。高校に入ってからは、剣道部に所属していたため、毎日くたくたで勉強どころではありませんでした。そして高校3年の6月までこういった状態が続くことになります。
受験勉強の準備は非常に遅かったといえるのですが、ここでも小学校での基礎と中学で身に付けた要領、そして剣道で培った集中力と忍耐力が活かされました。受験までにすべき必要最小限のものを選別し、それに集中して取り組んだおかげでみごと現役で合格となったのです。しかし、合否ラインのぎりぎり上ぐらいのレベルで、非常に危ういものだったと思います。今から思い返してみれば、もっと余裕を持って合格できたはずです。そして、中学・高校ではもっと遊べました。
この経験を活かして、これから東大を目指す人の助けになればと思い、本書を書いた次第です。
また、受験して思ったのが、親の理解をどう得るかというところでした。うちの両親は私立大学出身で、東大というものに威圧感を感じています。だから、子供に対しても無茶な要求や不必要な心配をしていました。たとえば、睡眠時間を削れ、とか、部活をやめろ、とか。一方で東大卒の親を持つ友人は、その逆を言われていました。
この本を読む親御さんには、是非東大卒の親のような余裕を持って、子供に接してあげていただきたいと思います。
親以上に子供はプレッシャーを感じているのですから。
ところで、インテリジェンシアでは、
収益の一部をラオスの学校に、日本民際交流センターを通じて寄付しております。
世界最貧国の一つといわれるラオスでは、
子どもたちは5年間の小学校教育さえ 満足に受けられない状況です。
全国平均でも小学校の卒業率はわずか40%程度、奨学金の対象地域の4県(カムアン、セーコーン、サワンナケット、サラワン)では、10〜20%にすぎません。
中途退学する主な原因としては、貧困、あるいは家の農作業を手伝う、 家計を助けるために学校を辞めて働く、早婚や弟.妹の世話をするためなどです。
しかし、日本からわずかなお金を寄付するだけで、その子供たちが教育をうけることが出来るのです。
我々はこの事業を通じて、日本だけでなくアジア全域においても
「インテリジェンシア=知的階級」の想像と経済の発展に努めてまいります。